てんぐちゃん
山のなかの池のそばに、家がぽちんとあって、おばあさんがひとりですんでいました。おばあさんは、のんびりとやさいをつくったり魚をつったりして、ひっそりおっとりくらしています。ある日のこと、おばあさんがつりいとをたれながら、ついうとうとしていると、だれかが、うしろからこしのあたりを、つんつんつついた...。
おばあさんとてんぐちゃん(バク)の物語です。イラストを 宇野亜喜良が担当しています。美しいコラージュのおばあさんの洋服や背景が魅力的な一冊です。本書は、宇野亜喜良が絵をあらたに書き下ろしたものを2003年に再販しています。
今江祥智 文 , 宇野亜喜良 絵
偕成社 / 1972年発行 / 初版
ハードカバー / 日本語 / サイズ: 255×208mm
表紙・裏表紙にスレ・少ヤケ・汚れ・角に傷み有。天地小口・見返し・ページ内にヤケ、ページ内に少シミと傷み有。天のノドあたりに糊が固まったようなものがあります。ジャケット欠。


















