関口涼子 / 発光性diapositive
関口涼子の詩集。本書の作品たちは1992年から1996年、「詩」を書かなかった時期の言葉たちや、今はもう存在しない、沢山の作品の痕跡をかすかに窺わせる断片たちのかたわらで、書き継がれては消されることを繰り返し、新しく現れた言葉たちとの交流やそっけないすれ違いなどを経て、1997年から始まり、1999年4月7日から18日間にまとめたもの。折込みページがあったり、文字のレイアウトも美しい一冊です。装幀は青山杳。
そこ、区切られた何もない真空の空地ーここにひきよせられる、ここにあふれるでる、賑やかな声たち。空気圧を変動させるのは、透明な光に乱反射を起こしているあいなのだろう。(帯より)
関口涼子 著 , 青山杳 装幀
書肆山田 / 2000年発行
ハードカバー / ジャケット・帯付 / 日本語 / 72ページ / サイズ: 232×155mm
帯・ジャケットにヤケ・スレ・縁角に傷み有。天にシミ、ページ縁に傷み有。










