セルゲイ・トレチヤコフ / 子どもがほしい!
現在のラトヴィア出身の詩人、ルポルタージュ作家、劇作家、映画脚本家、写真家、文芸理論家セルゲイ・トレチヤコフ(セルゲイ・トレチャコフ) による戯曲。テンポの速い会話と大胆な展開で物語が進みます。軽快でコミカルなドタバタ喜劇の一冊です。
十月革命と内戦を経て、本格的にソ連邦が動き出していた1920年代半ばのモスクワ。ネップ期で活況を呈す都市部には、新たな生活に参賀すべく⼈びとが⼤量に流⼊していた。主人公のミルダや登場人物たちが暮らすのは、ひとつの区画をいくつもの世帯で共有するソ連式の共同住宅。女性共産党員であるミルダは、女性の社会進出を阻害する「子どもの問題」を解消すべく、住宅に付属する新しいタイプの託児所の創設に奮闘する。そうしたさなか、風貌はときに男性に間違えられ、色恋にはまったく関心がないミルダも、あることをきっかけに「子どもがほしい」という欲望をもっている自分に気づく。ミルダは優生学的思想に基づき、良質な精子を提供できるだろうと見立てのもと、優秀なプロレタリアートのヤコフを誘う。「私は夫はいらないんです。ほしいのは赤ん坊なの。私にはあなた自身は必要なくて。私に必要なのは、あなたの精子」。ー共産主義社会にあるべき「家族」像を議論にする、問題含みの討論劇!(ジャケットより)
セルゲイ・トレチヤコフ 著 , 伊藤愉 訳
白水社 / 2025年発行 / ソフトカバー
帯・ジャケット付 / 日本語 / 292ページ / サイズ: 176×113mm
帯・ジャケットに少スレ有。地に赤インク汚れ・キズ有。
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